先日、Twitterにアップしましたが、11月15日は「愛媛サイクリングの日」ということで愛媛県内で様々な自転車イベントが行われていました。
「サイクリストの聖地」と呼ばれるしまなみ海道を中心に、自転車文化の普及を目指す愛媛県。今年は11月15日が「愛媛サイクリングの日」に決定され、県内各地でさまざまなサイクリングイベントが催されます。#愛媛においでよ pic.twitter.com/Zy28Caf6um
— CycleMechanics (@cycle_mechanics) 2015, 11月 12
ロゲイニングとは?
ロゲイニングとは、あらかじめ決められたチェックポイントを出来るだけ多く回り、獲得した点数を競う競技です。
チェックポイントにはそれぞれ異なる点数が割り振られており、見つけにくいポイントやたどり着くことが難しいポイントは高得点が与えられます。
たいていは2人から5人のチームを組み、競技時間は長いもので24時間、短いもので2時間ほどです。
体力はもちろんのこと、地図を見るナビゲーション能力や、効率よく点数を稼ぐコース選定などチームワークが勝敗を左右します。
また、年齢や性別によりクラス分けがなされるため、同じ地図を使用してさまざまな年齢層の人々が同時に楽しむことができます。
オリエンテーリングとの違い
おそらく多数の人が参加したことがある「オリエンテーリング」という競技に似ていますが、チェックポイントが多い点と、チェックポイントを回る順番が自由な点が異なります。
高得点のチェックポイントをどれだけ効率的に回れるか、逆にどのポイントを無視するか、という取捨選択によって生まれる戦略性も魅力のひとつです。
名前の由来
ロゲイニング(Rogaining)という名前は、創始者であるロッド・フィリップス(Rod Phillips)、ゲイル・デーヴィス(Gail Davis)、ニール・フィリップス(Neil Phillips)という3人の頭文字からとられているようです。
どんなチェックポイントがあるのか
チェックポイントには、神社仏閣や観光名所などが設定されることが多いようです。
また、ロゲイニングのルールとして、カメラを使ってチェックポイントを撮影するので、観光地を巡りながら思い出を作る楽しみもあります。
サイクルロゲイニング
通常のロゲイニングは徒歩やランニングで移動しますが、自転車で移動するタイプのロゲイニングが「サイクルロゲイニング」です。
国内では、折りたたみ自転車のブロンプトンを使用したサイクルロゲイニング大会などが行われています。
CYCLE ROGAINING with BROMPTON ― サイクル・ロゲイニング
いながわ 町(まち)ぶらサイクルロゲイニング
イングレスとの共通点
ここまで読んでいただいてピンと来た方も多いはず。
ナイアンティックラボからリリースされている人気ゲーム「イングレス」との共通点がとても多いんです。愛媛県で11月15日に行われたサイクルロゲイニング大会でもしっかり意識されています。
まとめ
体力と知力とチームワークが同時に試されるというロゲイニング。
とても奥深い競技のようです。観光地などで親和性が高い競技だと思うので、名所を巡るイベント+レンタサイクル振興みたいな形で広がっていけば楽しそうです。
がぜん興味がわいてきたので、身近にイベントがあれば参加してみたいですね。
参考リンク
日本ロゲイニング協会
ロゲイニング - Wikipedia
CYCLE ROGAINING with BROMPTON ― サイクル・ロゲイニング
いながわ 町(まち)ぶらサイクルロゲイニング
愛媛県ロゲイニング協会
『坂の上の雲』のまち サイクルロゲイニング+イングレス 参加者募集|お知らせ|愛媛CATV
コメント
[…] サイクルロゲイニングとは、簡単に言えばあらかじめ設定されたチェックポイントを廻ってポイントを稼ぐゲーム。チェックポイントをの選択や順番の計画性、体力、読図力、チームワーク等々が総合的に問われる。正直、面白い。 […]