毎度どうも、カニクルです。
先日の話ですが、お買い物にでかけたときに悲しい事故が起こってしまいました。
買い物が終わって駐輪場に戻ると、どーんと横倒しになったログちゃんが…!
パーツやらの破損はありませんでしたが、ハンドルを握ったときに違和感。
地面にぶつかったところのバーテープがメリメリと裂けてしまっていました…。

てなわけで、今回は自宅でできるかんたんメンテ、第2弾はバーテープ編をお送りします。
とんだ災難でしたが、この悲しさは記事にして供養しましょう。
用意する道具
まずは用意する道具をご紹介しましょう。
バーテープを剥がすときに使うパーツクリーナー
ハンドルに付いた糊を落とすためのマイクロファイバークロス
テープをカットするためのハサミ
テープを固定するためのビニールテープです。
もちろん、交換用のバーテープも用意しましょう。
今回用意したのは、サイクルベースあさひのバーテープです。
ロングライド向けとのことで、クッション性を期待したチョイスです。

バーテープの選び方はこの記事にまとめているので良かったら合わせてどうぞ。
かんたんメンテ開始
それでは早速作業開始です。
手順は下記の通り!
Step1.バーテープを剥がす
Step2.バーテープを巻く
たったこれだけ!
とはいえ色々注意点があるのでじっくりお伝えしていきます。
バーテープを剥がす
まずはバーテープをベリベリ剥がしていきます。
剥がすときはハンドルの中心側から。

ハンドル周りのライトやホルダーなんかは巻くときに邪魔になるので、外せるものは外しておきましょう。

途中経過の写真を忘れるという失態。
とりあえず剥がし終わりました。
剥がすときにどうしてもバーテープの糊が残るので、新しいバーテープを巻く前にパーツクリーナーで落としておきます。
また、ケーブルを固定しているビニールテープは酷い破損がなければそのまま使いましょう。

バーテープを巻く
テープを剥がし、糊をきれいに落とし終わったら次のステップ。
バーテープ、ビニールテープ、ハサミを用意します。

バーテープの中身を確認しましょう。
バーテープ本体と、バーエンド固定用のキャップ、そして巻き終わりに貼るテープが入っています。

ここで一つ下ごしらえをしておきます。
ブレーキレバークランプの目隠しを作りましょう。
指を4本揃えたくらいの長さでバーテープの端をカットしておきます。
付属で目隠し用の短いテープが入っているものもありますので、付属していればそちらを使って問題ありません。


これで下ごしらえは完了。早速巻いていきます。
バーテープを巻く前に両面テープの剥離紙は全部思い切って剥がしておきましょう。
最初の注意点は巻き始め。
1.バーテープをバーエンドから若干余らせること。
2.ハンドルの外から内側に向かって巻いていくこと。
この2点に注意して巻いていきます。

巻き始めの余りは、最後にキャップと一緒にハンドルの中に押し込んで処理します。
短すぎるとハンドルの一部がバーテープの隙間から見えて不格好になりますし、剥がれやすくなります。
しっかり余らせておきましょう。長けりゃ後で切ればいいんです。
また、巻く方向にも注意しておきます。
グッとハンドルを握るとき、手首を手前に引きつけるようにねじれが加わります。
力を込めたときにバーテープが締まる向きに巻いていきます。
逆方向に巻いているとハンドルを握り込んだときにバーテープが剥がれて危ないですし、耐久性も落ちるので注意深く巻き始めてください。
3つ目の注意点。
3.バーテープは常に軽く引っ張りながら巻くこと。
ユルユルになっている部分があるとそこから全体にたるみが伝わり、剥がれる可能性が高くなります。

巻いていくときのテープの重なり具合ですが、大体3分の1くらいが重なるように巻いていきます。
今回使ったテープは通気穴が空いていたので、通気穴を目印に2ミリくらい開けて重ねています。
重なり具合が全体で揃っているときれいに見えるので意識しましょう。
サクサク順調に巻いていったところで最初の障害です。
ブレーキレバーの根本まで巻いたら先程の目隠しテープを用意します。

目隠しテープをクランプの部分に貼り付け、長さを揃えて切ります。

そして目隠しテープをバーテープで押さえるように巻いていきます。
隙間からハンドルの地肌やクランプが見えず、きれいな巻き上がりになります。

ブレーキ周りは曲がりがキツいので、内側の重なりを大きく取ります。
外側の重なり具合が全体と揃うよう意識しましょう。
左側が巻き終わりました。
それでは最後の難所、巻き終わりの処理です。

まず、テープ巻き終わりの目星をつけておきます。
いま指で押さえてる部分あたりで巻き終わりにしましょう。
このあたりはハンドルに取り付けるライトやサイコンの取り付けやらあると思いますので、各自広く取るか狭く取るか決めてください。
目星がついたらハサミで切れ込みを軽く入れておきます。

切れ込みを入れた部分を巻き戻して手前側に引っ張ります。
そして、さきほど目星をつけた部分と、切れ込みを結ぶ直線をイメージしながらハサミを入れていきます。

カットが終わったらもっかいハンドルに巻いていきます。

バーテープの端が一直線に揃いました!!

あとは緩まないようにビニールテープを巻いて固定します。
テープ端の固定で1周、ハンドルとの段差側にずらして2周ほど巻けば十分でしょう。

最後に付属の固定用テープを貼り付けます。

これで完了です!
あとはブラケットのカバーを戻してエンドキャップをはめるだけ。


バーエンドに余らせたテープをグニッとたたんでハンドルの中に押し込みます。

その上からキャップを押し込む!
これで左側が巻き終わりました。

反対側も同じように巻いていきます。
一度やったことですからもうかんたんですね。
注意点は3つ。
1.バーテープをバーエンドから若干余らせること。
2.ハンドルの外から内側に向かって巻いていくこと。
3.バーテープは常に軽く引っ張りながら巻くこと。
右と左のテープの重なり具合が揃うよう意識して巻いていきましょう。

バーテープ交換で気分も一新



きっかけは悲しい事故でしたが、バーテープの交換で気分も一新できました。
GWにはまた長めのキャンプツーリングを予定しているので気分良く走れそうです。
また、バーテープは柄やカラーリングも充実しているので、好みの柄や自転車のカラーと合わせるのも楽しいとおもいます。
ほいじゃまたね
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