コンセプトがいまいちわからないGIYOのBluetooth搭載ポンプ「I GAUGE」シリーズ

自転車
スポンサーリンク

先日こちらの記事(サイクルモード2015:気になったプロダクトをピックアップ)でも少し触れましたが、GIYO社製のBluetooth®搭載エアポンプがAKI WORLDから発売されたようです。

やっぱりコンセプトが分からない

簡単に商品説明だけ抜粋します。

Bluetooth®対応のスマートフォン、タブレットに、同ブランドの「I GAUGE」専用アプリをダウンロードすると、「I GAUGE」対応のポンプで空気を入れている時の充填空気圧を画面で確認できるようになる。また空気充填作業中に空気圧が適正値に達したときには、“音“でもお知らせ。自宅のガレージで、外出先で、どこでも空気圧を正確に充填することができる。

出典:GIYO社製の「I GAUGE」(アイ ゲージ)ポンプの発売を開始 | アキコーポレーション
うんうん、スマホの画面で空気圧確認できるんだね。しかも空気圧が適正になったら音も出るんだって!スマホがあればどこでも使えるね!超便利!!

とはならないからね!?

普通のエアゲージ付きポンプにたいしての優位性は?

適正空気圧を音で確認?

普通、ポンプで空気を入れるときは両手で体重をかけて入れますよね。その間は両手がふさがっているわけで、スマホの画面を見ようと思ったらいったん中断してスマホを取り出すか、どこかに置いて音で教えてもらうかのどちらかになります。しかしエアゲージがついていればポンピングしながら目視できますからスムーズですし確実です。

携帯性が向上?

GM-73BTというモデルの説明文には、エアゲージが無いので携帯性が向上とあります。こちらがGM-73BTです。

GM-73BT 出典:AKIWORLD
GM-73BT 出典:AKIWORLD

長さは11インチということでおよそ28センチ弱ですね。

そしてこちらが同じGIYO社製のエアポンプであるGM-71です。

形状はほぼ同じで、長さは27.5センチほど。エアゲージが無いからといって特にコンパクトになったというわけでもありません。

バッテリーが必要?

Bluetooth®を使うには当然ながら電気が必要になります。使用するバッテリーはCR2023とのことですが、もしバッテリーが切れたらただのエアゲージなしのポンプになってしまいますよね。スマホのバッテリーが切れたときも同様ですし、そもそもスマホを持ってない時はどうすればいいのでしょうか。

まとめ

色々と難点が多すぎてわざわざ買う理由が見つからないのが本音です。とはいえ、ここまでいろいろ難癖つけちゃいましたけどアルミ削り出しの質感がメチャクチャカッコいいので素直にエアゲージ付けて売ってください!おねがいします!

参考リンク:GIYO社製の「I GAUGE」(アイ ゲージ)ポンプの発売を開始 | アキコーポレーション

コメント

タイトルとURLをコピーしました