ベストチョイスを探せ!バーテープを選ぶ2つのポイント

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みなさんは、バーテープをどのような基準で選んでいますか?
バーテープにはいろいろな種類があって目移りしてしまいますが、ある2点に注目すればおおまかな性能が把握できます。

バーテープの厚み

バーテープを選ぶ基準のひとつめは、バーテープの厚みです。
バーテープの厚みは、主にクッション性能や握りやすさに影響します。
標準的な厚みは2.5ミリ程度です。

3ミリ以上の厚みの場合

バーテープを厚くするとクッション性能が高くなり、軽く握ってもフィット感が高くなります。
主にロングライドをする方や、手の大きな人におすすめです。

2ミリ以下の厚みの場合

反対に薄くなると、ハンドルの感触がダイレクトに伝わり、握り込んだ時のグリップ感が高くなります。
主にレースに出場するという方や、手の小さな方におすすめです。

バーテープの素材

バーテープを選ぶ基準の二つ目は、バーテープの素材です。
バーテープの素材は、EVAやポリウレタン(PU)がメジャーですが、革やコットンなども根強い人気があります。

EVA

バーテープの素材としては最もポピュラーで、クッション性と耐久性が高く、汗や雨などでハンドルが濡れても滑りにくいことが特徴です。
このEVA素材にコルクの破片を混ぜ込んだものは特にコルクタイプのバーテープと呼ばれます。

ポリウレタン(PU)

しっとりとした質感で手になじみやすく、グリップ力に優れます。
薄くしても耐久性が高いので、ほかの素材と組み合わせてバーテープの表面に使われていることが多いです。
汚れが付きにくいのもメリットですね。

手入れには手間がかかりますが、クラシックなスタイルの自転車との相性はバツグン!
革のバーテープを使うならサドルも革素材のものを選びたいですね。

コットン

昔のロードバイクはコットンのバーテープが主流でした。
汗をよく吸ってくれる反面、クッション性能は低めですがダイレクトなグリップ感にヤミツキになる人もいるとか。
2色のバーテープを組み合わせる「忍者巻き」も薄手のコットンならではのテクニックです。

まとめ

このほかにも、Lizard Skinsのバーテープで使われているDSP(デュラソフトポリマー)や、fi'zi:kで使われているマイクロテックスなど、各社が独自に開発した素材を使用していることもあります。

バーテープに小さな孔をあけて通気性を確保したり、ステッチや表面のひだでグリップ力を高めたり、いろいろな表面加工でも使用感が変わってきますが、やはり基本は厚みと素材です。
「せっかくだから俺はこの赤いバーテープを選ぶぜ」という感性重視の選び方ももちろんアリですが、自分がバーテープに求めるものはなんなのか、しっかりと見極めながら自分に合ったバーテープを選びたいですね。

ブランド リザードスキンズ(Lizard Skins)

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