前照灯と補助灯の違いとは?自転車用なのに前照灯として使用できないLEDライト

自転車
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最近は暗くなるのが早くなってきたので、ライトの点灯を早めにしています。
どういったライトを使うかは、自転車乗りの悩みの一つだといってもいいと思いますが、個人的には自転車用の汎用ブラケットを使用して、フラッシュライト(LEDの懐中電灯)を付けるのがおすすめです。

ところで、ホームセンターなどで自転車用として販売されているLEDライトのほとんどが、前照灯として使用できないものである、ということはご存知でしょうか。
自転車用として販売されているのにおかしな話ですが、明るさに理由があります。

前照灯と補助灯

ホームセンターなどで販売されているLEDライトのパッケージを裏返してみると裏面にこういった文言が書かれていることがあります。

「補助灯として使用してください。」「前照灯としては使用できません。」

自転車用なのにどういうことだと思う方もいるかもしれません。

境界線は「400カンデラ」

そもそも、前照灯の規格はJISで定められており、「400カンデラ以上」で「点滅しないもの」とされています。(JIS C9502)
つまり、上記のライトたちは400カンデラの明るさが無いため、前照灯として認められないということです。
実際に買って使ってみたこともありますが、夜間走行時に全く前が見えず危なかったので1日でお蔵入りになりました。
また、点滅しないものとあるため、明るさを満たしていても電池節約のために常時点滅させていると無灯火扱いとなってしまうわけですね。

まとめ

夜間の走行は車や歩行者などから見えづらく、危険が伴います。
自分の視界が見えるからといって油断せず、相手からの認知度も考慮してライトを選びましょう。
また、点滅のみではなく点灯させる、点灯+点滅の合計二個のライトを用意することも考えておくほうが良いと思います。

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