どうも、カニクルです。
厳しい寒さが続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
こんなに寒いと、自転車に乗ってどこかに出かけようという気も失せてくるものです。
そんなときこそ、自宅でできる簡単メンテナンスで愛車をしっかり整備するチャンス!
今回は「自宅でできるかんたんメンテ」と称して、チェーンの洗浄から注油の方法をお伝えしていきたいと思います。
用意する道具
それでは用意する道具を紹介しましょう。
- パーツクリーナー
- チェーン用オイル
- ウェス(清掃用・仕上げ用)
パーツクリーナー
まずは洗浄用のパーツクリーナーです。
ホームセンターなどで大容量のものが安く販売されています。
大量に使うので大きめのものを選ぶが吉です。
どうせ余っても、他の作業で使えるのでモウマンタイ。
チェーンオイル
お次は注油用のチェーンオイルです。
これもさまざまなオイルが売られていますが、今回使用するのはこちら。
エーゼットの低粘度チェーンルブです。
通勤用の自転車(ログアドベンチャー、通称ログちゃん)に使うので、雨に強い高防水タイプを選びました。
他にもレース用のドライタイプやら色々ありますが、普段使いの自転車に使うなら高防水タイプを選んでおけば間違いないかと。
ウェス(清掃用・仕上げ用)
最後にウエスです。
古くなったオイルを洗い流して新しいオイルを入れていくわけですが、どす黒い汚れが大量に出ます。
オイルを吸うためのウエスは大量に、かつ簡単に捨てられる物を選びましょう。
今回使うのはこちらのペーパーウエスです。
それから仕上げ用のマイクロファイバーウエスもあれば便利です。
かんたんメンテ開始
それでは早速作業していきましょう。
手順をかんたんに説明すると、
Step1.古いオイルを洗い流す
Step2.新しいオイルを注油する
たったの2ステップです!
ね?かんたんでしょう?
古いオイルを洗い流す
まずは自転車のチェーンが手前側を向くよう設置します。
チェーンの真下にダンボールや新聞を敷いておくと、汚れが飛んでも大丈夫。
自転車のクランクをくるくる逆回転させながら、パーツクリーナーをチェーン全体に吹き付けていきます。
このとき、チェーンにウエスを添えて、チェーンの反対側へ飛び散らないようにしておきます。
ホイールに汚れが飛び散ると、ブレーキが効きづらくなることもあるので要注意!
真っ黒なオイルがどんどん出てきます。
1周だけで汚れが落ちることはそうそう無いので、染み出してくる汚れが薄くなるまで根気強く洗っていきます。
ある程度汚れが薄くなったら、チェーンの表面に残ったオイルを拭き取っていきましょう。
新しいオイルを注油する
古いオイルを洗い流してきれいになったところで、いよいよ新しいオイルを注油していきます。
オイルのキャップを外して、ノズルに付け替えます。
この容器はスグレモノで、ノズルを付けたままキャップをつけて保管することができます。
すっごい便利!
さっそく注油と行きたいところですが、ちょっと待った!
その前にチェーンのどの部分にオイルを流すか確認しておきましょう。
チェーンを近くで見ると下の画像のようになっています。
真ん中に丸いベアリングがあり、外側から薄い板が挟む形になっています。
左右から挟んで両隣のベアリングとつながる役目を果たしているわけですね。
注油するのは丸いベアリング部分のみです。
外側の板に注油しても余分なオイルが付くだけで、砂埃などをくっつける原因になりますのでやめておきましょう。
ベアリング部分に浸透するようにしっかりと1滴ずつ注油します。
オイルが垂れてくるようだと走行中にオイルが飛んで汚れの原因となりますので、
1滴ずつという量の管理を徹底してください。
クランクを逆回転させながら1周分、ゆっくりと注油してやります。
注油し終わったら、軽くチェーンを撫でるように、ウエスで余分なオイルをぬぐって完了です!
チェーン洗浄・注油で軽やかに走ろう
注油後に走ってみると、チェーンからのノイズが激減していることに気づくと思います。
また、変速の具合もスムーズになりとても気持ちよく走ることができますよ!
チェーンがサビサビでギシギシ音を立てている、という方は一度チェーンの注油を行ってみてはいかがでしょうか?
前よりもスムーズで気持ちよく快適に走れるようになり、愛車への愛着がますます湧いてくるはず。
ほいじゃまたね
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